コスモグッドラック（2022年生、母ホクトグレイン）

コスモグッドラック（2022年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+幸運がありますように」。毛色は鹿毛。種牡馬のウインブライト（当時8歳）と交配したホクトグレインが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月22日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

3歳（2025年）

4月5日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

6月16日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったロングトーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中0週で迎えた7戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は望月洵輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオーバードライブを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラフィクサーに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

8月19日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパワーオブザキングを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

11月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、みかかロボット杯（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。