シアトルフォルス（1999年生、母トニーフォルス）

Seattle Force

1999.05.02

シアトルフォルス（1999年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時15歳）と交配したトニーフォルスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パラダイスファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

内野健二厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2002年）

2月8日、デビュー戦は寺内一樹騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のローズミナに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺内一樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

4歳（2003年）

5月7日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた4戦目は、一般C3四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた7戦目は、一般C3四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。