ミュー（2015年生、母リボルトレイダー）

Mieux

2015.05.09

ミュー（2015年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「より以上に（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフェデラリスト（当時8歳）と交配したリボルトレイダーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地3戦0勝。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上B2 C1。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

5月19日、デビュー戦は森一馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は森一馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2019年）

2月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から21kg戻して迎えた4戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロンリーハンターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月6日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったパリモンマルトルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴィーダに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のオメガレイノワールに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。