スーパーシュート（1992年生、母エルシユウザン）

スーパーシュート（1992年5月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時17歳）と交配したエルシユウザンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は櫛桁牧場。戦績は、地方31戦8勝2着10回。主な勝ち鞍は1995年の菊花賞。

経歴

デビュー前

香曽我部昇厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1994年）

6月12日、デビュー戦は伊藤茂則騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート750m 晴/良）に出走。馬体重は481kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤茂則騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（上山ダート750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤茂則騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌテイトルネードをクビ差制して初勝利を挙げた。

8月14日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤茂則騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のダリア特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーキャリアから3馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレアドベンチャから1馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。1着となった。

3歳（1995年）

6月6日、約8か月半の休養明けで迎えた8戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳A1（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルヴァーヨットから2馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳A1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のイワカガミ特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラビアンストームからハナ差の2着に惜敗した。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のひまわり特別（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオーシャンツナーに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

8月17日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦のしらゆり特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレオビールビールに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月12日、中3週で迎えた13戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の上山アラブ王冠（上山ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカコマザクラから1馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の黄菊特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は白谷正美騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。失格となった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、霜月特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は中鉢利弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカコマザクラに2馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

11月21日、中1週で迎えた18戦目は、月山大賞典（上山ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた19戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菊花賞（上山ダート1800m 晴/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカコマザクラに3馬身の差をつけて6勝目を収める

4歳（1996年）

4月7日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、陽春特別（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルガンバーに半馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

5月3日、中3週で迎えた21戦目は、皐月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドバンスベターから5馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカガヤキヨシオーから3馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた23戦目は、水無月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドバンスベターから2馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた24戦目は、紅花賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、文月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカガヤキヨシオーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた27戦目は、蔵王賞（上山ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で板垣吉則騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で板垣吉則騎手（10戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイヨシゼンをアタマ差制して勝利を手に入れた。

11月19日、中1週で迎えた30戦目は、月山大賞典（上山ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で板垣吉則騎手（11戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で板垣吉則騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルゴールドから5馬身差の2着に敗北した。