ロトティファニー（1996年生、母ヤブキノアール）

ロトティファニー（1996年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブルー（当時12歳）と交配したヤブキノアールが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方31戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の有明賞(アラ系4歳以上C1)。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1998年）

8月22日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスマノガバナーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

2月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた2戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月6日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハクコウリンボーに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月29日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイスマロットを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

8月2日、中3週で迎えた10戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーシューターに7馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月29日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーシューターに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月18日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンディゴトットに3馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

10月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンのアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（9戦4勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた14戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエビスゲットに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月12日、中4週で迎えた15戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（11戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2000年）

4月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 雨/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた18戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

9月30日、中6週で迎えた24戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（14戦5勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた26戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月1日、中1週で迎えた28戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた29戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた30戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

5歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた31戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。