アロマハンター（1989年生、母タケリユウシンゲキ）

アロマハンター（1989年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルサイド（当時8歳）と交配したタケリユウシンゲキが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）東栄牧場。戦績は、中央平地26戦1勝2着1回、地方26戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

12月8日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3歳（1992年）

1月19日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた4戦目は、松田幸春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田幸春騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

5月23日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったヒシノリードにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

7月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた12戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入った。

10月25日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルーオレンジを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大西直宏騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大西直宏騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

4歳（1993年）

5月30日、約6か月半の休養明けで迎えた20戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた23戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた25戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月29日、中7週で迎えた27戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月7日、中5週で迎えた28戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた29戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた30戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた31戦目は、白坂省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた32戦目は、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂省吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂省吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で白坂省吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったビャクエレイオーから2馬身差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で白坂省吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のポートレッドに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

3月30日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白坂省吾騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた37戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で白坂省吾騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた38戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた39戦目は、C1ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた40戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎本貴行騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた41戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎本貴行騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた42戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎本貴行騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた43戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月11日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエムテイオーから半馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中3週で迎えた46戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた47戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月4日、中5週で迎えた49戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は榎本貴行騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた51戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた52戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。