ベルモントビーナス（2011年生、母ベルモントノーヴァ）

ベルモントビーナス（2011年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ヴィーナス」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時12歳）と交配したベルモントノーヴァが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C2 31。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月26日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

10月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から45kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリッカウエストに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第27戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

12月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4歳（2015年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第36戦（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

1月18日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。