ブルーファンク（2016年生、母ピサノグラフ）

ブルーファンク（2016年2月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「音楽のスタイル」。毛色は栗毛。種牡馬のノヴェリスト（当時7歳）と交配したピサノグラフが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

8月11日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したハンサムリーに半馬身届かず2着となった。

11月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

3歳（2019年）

6月15日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカネショウベリーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた6戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したキョウエイオビエドにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

4歳（2020年）

2月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

4月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月13日、中7週で迎えた10戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

2020年6月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。