タイタンアルム（2013年生、母ハンドレッドスコア）

タイタンアルム（2013年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「世界一大きい花の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したハンドレッドスコアが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2017年のすうさん記念(一般C3八九)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,000万円（25万×40口）で一口馬主が募集された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

3月12日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

7月3日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を5馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

11月8日、中6週で迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

4歳（2017年）

5月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、すうさん記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るピースバイオを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。