ボールドワンダー（1990年生、母キキヨウミハタ）

ボールドワンダー（1990年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時12歳）と交配したキキヨウミハタが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般C。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

8月8日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた4戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

10月16日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた6戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4歳（1994年）

1月3日、中7週で迎えた8戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツエルクオーザに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のポットリョージに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバビアナアラシに4馬身の差をつけて制した。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のツクバオーに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月26日、中4週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマランサーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったパスポートリッチから7馬身差の2着に敗北した。

7月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒサカダンディから2馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（6戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイイチフシミをクビ差制して1着ゴールを果たした。

7月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノシンゲキに1馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

5歳（1995年）

1月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（8戦7勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（9戦7勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（10戦7勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月16日、中5週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（11戦7勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（12戦7勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中島洋三騎手（13戦7勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた23戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（14戦7勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（15戦7勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月29日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた27戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。