マイネルレグナム（1996年生、母ブライトステージ）

マイネルレグナム（1996年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時8歳）と交配したブライトステージが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、中央平地37戦5勝2着6回。2002年の福島テレビオープン(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,200万円（22万×100口）で一口馬主が募集された。

清水利章厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネコスモスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

1月31日、中3週で迎えた2戦目は、4歳500万下のセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったマイネルシアターにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下のゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したホットシークレットを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月24日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたジェイズブギー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月20日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のソウシュンに1馬身3/4の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月18日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の香取特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田善臣騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2000年）

1月15日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の初茜賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田善臣騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたエドノタイクーン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

1月29日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の立川特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田善臣騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したトラストミュウツーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月19日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田善臣騎手（9戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したマンノチャンピオンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月18日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の両国特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴田善臣騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月25日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の鮎掛賞（東京芝2000m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた13戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三春駒特別（福島芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るグリームステージを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

8月19日、中1週で迎えた15戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の千倉特別（中山芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた16戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の白井特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリトルダンサーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

10月29日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（11戦2勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

11月25日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のキャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（12戦2勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1600万下のクリスマスカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（13戦2勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

5歳（2001年）

1月30日、中4週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（14戦2勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下のアメジストステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた22戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のスピカステークス（中山芝2000m 雨/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の千葉ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた25戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のメイステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（16戦2勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

11月25日、約6か月の休養明けで迎えた27戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた28戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6歳（2002年）

1月5日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下の初日の出賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下の立川特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（17戦2勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のニシキオーカンをクビ差振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

2月17日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上1600万下のアメジストステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（18戦3勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月11日、中5週で迎えた34戦目は、4歳以上1600万下のメイステークス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のジューンステークス（東京芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた36戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、福島テレビオープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7歳（2003年）

10月5日、約15か月半の休養明けで迎えた37戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のニューマーケットカップ（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。