フサイチイージス（2000年生、母エアデリーン）

フサイチイージス（2000年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話に出てくる盾」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したエアデリーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地3戦0勝。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月3日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた3戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。