イベントランナー（1984年生、母イズミバルダン）
Event Runner
1984.04.15
イベントランナー（1984年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のケルゼツク（当時8歳）と交配したイズミバルダンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着3回、地方38戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年のアラ系3歳未勝利。
経歴
デビュー前
夏村辰男厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1986年）
6月14日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた2戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。
8月2日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小屋敷昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったクレナイキングに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
8月16日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったデザートラインに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。
8月31日、中1週で迎えた5戦目は、武田悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
9月21日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のタイムマーチを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
10月5日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（4戦1勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳300万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小屋敷昭騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。
11月22日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳300万下のアラブ3歳特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小屋敷昭騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた11戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
12月13日、連闘で迎えた12戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
3歳（1987年）
1月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1200m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は古小路重男騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
1月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上300万下（京都ダート1800m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は小屋敷昭騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。
2月7日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉芝2000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は武田悟騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。
2月14日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上300万下（小倉ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武田悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
2月21日、連闘で迎えた17戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの斤量を背負って出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったセッテステラに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
4月2日、中5週で迎えた18戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月29日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月22日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月18日、中1週で迎えた22戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月14日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月29日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノタマナをアタマ差制して2勝目をつかんだ。
8月12日、中1週で迎えた25戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月30日、中2週で迎えた26戦目は、小森勝政騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフアストテンリユウに5馬身の差をつけて制した。
9月15日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤一成騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月7日、中2週で迎えた28戦目は、樋口富男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた29戦目は、B2（中京(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で樋口富男騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月27日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口富男騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメリーアンから3馬身差の2着となった。
11月23日、中3週で迎えた31戦目は、3歳戦の岐阜銀賞（笠松ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で樋口富男騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で樋口富男騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月29日、中2週で迎えた33戦目は、さざんか特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小森勝政騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（1988年）
1月14日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小森勝政騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月26日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小森勝政騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月10日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小森勝政騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月23日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小森勝政騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月10日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般B2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小森勝政騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月3日、中2週で迎えた39戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小森勝政騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた40戦目は、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小森勝政騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、B2ロ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小森勝政騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月14日、連闘で迎えた42戦目は、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小森勝政騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月24日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた43戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小森勝政騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月10日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた44戦目は、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で小森勝政騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月1日、中2週で迎えた45戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーエイダイオーから1馬身半差の2着となった。
11月22日、中1週で迎えた48戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカラサキダイドウをアタマ差制して優勝
12月27日、中4週で迎えた49戦目は、近藤二郎騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（1989年）
1月24日、中3週で迎えた50戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月6日、中1週で迎えた51戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月5日、中3週で迎えた52戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月4日、中3週で迎えた53戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月15日、中9週で迎えた54戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小森勝政騎手（13戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月28日、中5週で迎えた55戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は近藤二郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。