ハシケンアイドル（1988年生、母タカイオーザ）

Hashiken Idol

1988.05.08

ハシケンアイドル（1988年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフイデイオン（当時16歳）と交配したタカイオーザが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は雨堤 周一。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月5日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

1月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月16日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は増井裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月1日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のオーゴンオーサマに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月29日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた11戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。