ピースフルワールド（2021年生、母ブリリアントピース）

ピースフルワールド（2021年1月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「平和な世界であることを祈って。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時8歳）と交配したブリリアントピースが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。主な勝ち鞍は2025年の一般C29。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

6月16日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4歳（2025年）

1月14日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカイブルーノを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、矢田川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6月13日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャバツィに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、しんゆうすみこ結婚十周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。