ミハルザクラ（2001年生、母ミフジデキシー）

ミハルザクラ（2001年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「三春の桜」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したミフジデキシーが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地16戦2勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月7日、デビュー戦は蓑島靖典騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

3歳（2004年）

3月21日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサクラプログレスに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月25日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

4歳（2005年）

2月12日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず16着に敗れた。

3月26日、中5週で馬体重を前走から28kg絞って迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて18着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

5月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のロゼノアールをクビ差振り切って2勝目をマークした。

7月24日、中8週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦1勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村田一誠騎手（4戦1勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、フクノファインにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5歳（2006年）

11月11日、約15か月の休養明けで迎えた10戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

6歳（2007年）

2月18日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

4月28日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（6戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

7月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（7戦1勝）。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り18着に敗れた。

8月25日、中5週で迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

11月21日、中7週で迎えた17戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた18戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。