ブラウンドラゴン（2007年生、母タニノビッグネーム）

ブラウンドラゴン（2007年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋竜」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時8歳）と交配したタニノビッグネームが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C4六。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月12日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

3歳（2010年）

7月31日、約7か月半の休み明けで迎えた2戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた3戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月19日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月24日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、しんや・なおみ結婚記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のネイビーウッドを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったボーレアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ニシノプレミアムに交わされて2馬身半差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた14戦目は、りょうが5歳誕生日記念（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた17戦目は、第一回高須シヅ杯（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた18戦目は、千聖&あゆ幸せな1年ありがとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。