チーフベアハート（1993年生、母Amelia Bearhart）

チーフベアハート（1993年2月1日）は、カナダで生まれた競走馬、種牡馬。1997年にエクリプス賞最優秀芝牡馬、ソヴリン賞年度代表馬、1998年にソヴリン賞年度代表馬を受賞した。毛色は栗毛。種牡馬のChief's Crown（当時11歳）と交配したAmelia Bearhartが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外25戦12勝。1997年のブリーダーズカップ・ターフ(米・G1)に勝利した他、1997年のカナディアン国際(加・G1)を制するなどの活躍をした。

経歴

3歳（1996年）

7月7日、3歳G1のクイーンズプレート（カナダ・ウッドバインオールウェザー2012m）に出走。13頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。4着に終わった。

9月29日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。7頭立ての5番人気でレースに臨んだ。最後は、勝ったシングスピールから2馬身差の2着となった。

10月26日、14頭立てのレースに臨んだ。10着に敗れた。

4歳（1997年）

7月4日、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、4頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったLakeshore Roadからアタマ差の2着に惜敗した。

9月28日、鞍上は2戦連続でJ.サントス騎手（1戦0勝）。3頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のHonor Glideに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月19日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上は3戦連続でJ.サントス騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番ゲートからスタート。最後は、2着のDown the Aisleに2馬身1/4の差をつけて初のG1タイトルをゲットした。

11月8日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・ハリウッドパーク芝2414m）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続でJ.サントス騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボルジアに3/4馬身の差をつけて2つ目のG1タイトルをつかんだ。

5歳（1998年）

6月6日、鞍上は5戦連続でJ.サントス騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のDevonwoodに1馬身3/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月15日、G1のソードダンサーハンデキャップ（アメリカ合衆国・サラトガ芝2012m）に出走。鞍上は6戦連続でJ.サントス騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、ハンデ戦のナイアガラブリーダーズカップハンデキャップ（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上は7戦連続でJ.サントス騎手（6戦4勝）。3頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のGreen Means Goに2馬身3/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月27日、ハンデ戦のスカイクラシックハンデキャップ（カナダ・ウッドバインオールウェザー2213m）に出走。鞍上は8戦連続でJ.サントス騎手（7戦5勝）。3頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のGreen Means Goに3馬身1/4の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月18日、G1のカナディアン国際（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上は9戦連続でJ.サントス騎手（8戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったRoyal Anthemから2馬身差の2着に敗北した。

11月7日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・チャーチルダウンズ芝2414m）に出走。鞍上は10戦連続でJ.サントス騎手（9戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続でJ.サントス騎手（10戦6勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。