ピンポイントドロー（2020年生、母ピリカクル）

Pinpoint Draw

2020.02.07

ピンポイントドロー（2020年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「狙いすました引き」。毛色は芦毛。種牡馬のレッドファルクス（当時9歳）と交配したピリカクルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、薗部博之によって1,430万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月10日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月25日、中7週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3歳（2023年）

1月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入った。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月26日、中5週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で丸田恭介騎手（7戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月29日、中8週で迎えた11戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 小雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2024年）

3月31日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で土田真翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアモルペウスに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月19日、中4週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。