リアルサンボーイ（2009年生、母ジャミーラ）

リアルサンボーイ（2009年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時8歳）と交配したジャミーラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、地方17戦2勝2着1回。2011年の若駒賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって420万円で落札された。2歳のとき、吉澤ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって1,050万円で落札された。

佐藤晴記厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2011年）

7月17日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のマーライオンパークを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月18日、中8週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3歳（2012年）

1月2日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、3歳地方重賞の金杯（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったロッソコルサに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の七時雨賞（水沢ダート1900m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた8戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のウイナーカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のいい大人のこだわり賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライトマッスルに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月25日、中3週で迎えた12戦目は、こっとんこ市レース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、YOSAKOIみずさわレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

12月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、おかげ様で30年さくら荘レース（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（2013年）

3月24日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、ホテルニュー江刺賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた16戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月9日、約4か月半の休み明けで迎えた17戦目は、アケボノソウレース（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。