イルミリオーネ（2021年生、母トーホウリッチ）

Il Milione

2021.02.14

イルミリオーネ（2021年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「百万の男(伊)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時14歳）と交配したトーホウリッチが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島 幸治。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月21日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3歳（2024年）

4月11日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた4戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のウメテマリに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジェスコに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ミント賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカッコウ特別 a（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

デビュー前

原口次夫厩舎（愛知）へ入厩。

8月20日、デビュー戦は塚本征吾騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

9月3日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ライム賞（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロシェット賞（川崎ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4歳（2025年）

1月1日、中2週で迎えた14戦目は、佐野遥久騎手を鞍上に迎えて、お年玉賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。