マイネルカラット（2013年生、母ローズオブダイヤ）

マイネルカラット（2013年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ダイヤモンドの質量を表す単位」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時23歳）と交配したローズオブダイヤが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地9戦0勝、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2019年の一般C3九。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,400万円（24万×100口）で一口馬主が募集された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月14日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は532kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月19日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3歳（2016年）

3月20日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着を確保した。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

4月30日、中2週で迎えた6戦目は、H.ボウマン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい16着に敗れた。

9月26日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の薄特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月20日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた11戦目は、彩さい牛賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

11月7日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6歳（2019年）

3月11日、約28か月半の休み明けで馬体重を前走から43kg戻して迎えた13戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

4月16日、中4週で迎えた14戦目は、一般C3九（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るハクユウトライを上がり2位の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、勝ったナモンブライアンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、ふわふわバブルフェス賞（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったホープフロムノースを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月8日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田龍哉騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8歳（2021年）

6月21日、約23か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田龍哉騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、馬い!?津田沼サンサンエッグ記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月9日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋利幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3六（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋利幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3六七八（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

2023年4月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。