ラードロプライマー（2004年生、母サンシマイ）

ラードロプライマー（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強盗（伊）＋導火線」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したサンシマイが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

12月24日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

3歳（2007年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

5月20日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた5戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

11月12日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた8戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月11日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C5-6（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、一般C3 11（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2008年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダブルデライトを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。