ロマンチックデス（2006年生、母メジロヴィーナス）

ロマンチックデス（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロマンチックです」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時14歳）と交配したメジロヴィーナスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害1戦0勝、地方23戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月8日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

3歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた4戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた5戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で生野賢一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は生野賢一騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月20日、中5週で迎えた11戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のリスクテーカーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るウォーエレファントを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月26日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で板野央騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で板野央騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた23戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は板野央騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（13戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（15戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

6月15日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（16戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のサンワードグローに3馬身の差をつけて3勝目を収める

7月7日、中2週で迎えた29戦目は、ききょう賞（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（17戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

7月27日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（18戦3勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（19戦3勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

9月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（20戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月12日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた33戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（21戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。