キタサンオオゼキ（2001年生、母ミヤコスミレ）

キタサンオオゼキ（2001年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大関」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時16歳）と交配したミヤコスミレが20歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は清水ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

鹿戸幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月8日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月1日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、一般D4-6（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた5戦目は、一般D4-6（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般D4-7（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロスーザンから6馬身差の2着となった。

10月12日、連闘で迎えた7戦目は、一般D4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた8戦目は、一般D4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般D4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般D4-4（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2005年）

1月8日、中8週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上悦児騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月17日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上悦児騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた16戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブラックマイガールを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森田直哉騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森田直哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森田直哉騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森田直哉騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で森田直哉騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森田直哉騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で森田直哉騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた27戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は森田直哉騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジーピーオペラを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブルームフィールドをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。