テイケイジュエル（2011年生、母バクシンクリーク）

T K Jewel

2011.03.10

テイケイジュエル（2011年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時14歳）と交配したバクシンクリークが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は坂元 芳春。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元芳春から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兼松忠男によって168万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

1月18日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

3月28日、中5週で迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のOS☆U蝶野晶美生誕二十歳記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るロイヤルデオアンを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月3日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、カミノベアハートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のコスモアズライトを3/4馬身振り切ってファンの支持に応えた。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホトトギス賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のカワセミ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のクロサギ賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、カルネアデスに交わされて2馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカシノリデルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の芙蓉賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、わし座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、アンドロメダ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月22日、中4週で迎えた19戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、エアシュノンソーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月28日、中1週で迎えた21戦目は、ケフェウス座特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた22戦目は、おうし座特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

2月1日、中2週で迎えた23戦目は、クロッカス賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

2月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。