ラズライトサナ（2020年生、母ミヤビソーダライト）

ラズライトサナ（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天藍石+希望(タガログ語)。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドアクター（当時9歳）と交配したミヤビソーダライトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金石牧場。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金石牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、原昌久によって275万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月3日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

3歳（2023年）

5月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2023年5月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月18日、中4週で迎えた4戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブッシュテソーロを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田義貴騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた7戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀の次は滋賀で～国スポ・障スポ賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のBAOO優駿（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシゲルハピネスに1馬身半の差をつけて優勝

9月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のうまかつJC 1St 第9戦（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、C2-17組（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2 18（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた17戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月4日、中0週で迎えた18戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中山蓮王騎手（10戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で中山蓮王騎手（11戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ビディーにクビ差交わされて2着となった。

3月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中山蓮王騎手（12戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた22戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したパンケーキにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2 15（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。