シルクインペリアル(2000年生、母シルクフェニックス)

Silk Imperial

2000.03.20

シルクインペリアル(2000年3月20日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+帝国の・皇帝の 競走馬の頂点に立ち皇帝と呼ばれるほどの馬に」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス(当時14歳)と交配したシルクフェニックスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害3戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額8,000万円(16万×500口)で一口馬主が募集された。

白井寿昭厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(2003年)

3月1日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬阪神芝2200m 雨/稍重)に出走。馬体重は472kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬阪神ダート1800m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手(1戦0勝)。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のウインジーニアスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアザレア賞阪神芝2000m 曇/稍重)に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下京都ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は福永祐一騎手(2戦1勝)。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

4歳(2004年)

2月28日、約10か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下阪神ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手(3戦1勝)。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下阪神ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手(4戦1勝)。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下阪神ダート1800m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下小倉ダート1700m 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は福永祐一騎手(5戦1勝)。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の若戸特別小倉芝2000m 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手(6戦1勝)。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利東京障害芝→ダート3000m 小雨)に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利京都障害芝→ダート2910m 曇)に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手(1戦0勝)。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた12戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利京都障害芝→ダート2910m 晴)に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。