シゲルオリンピア（2018年生、母クラウンピース）

シゲルオリンピア（2018年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+オリンピック用語」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したクラウンピースが22歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年のドリームシリーズ(C2 25)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって660万円で落札された。

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月14日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3歳（2021年）

1月24日、中9週で迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

2021年3月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月16日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、ドリームシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた7戦目は、ドリームシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニジノハシに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、初春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた9戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2022年1月23日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。