トップコメット（2004年生、母ジョイラックノート）

トップコメット（2004年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋彗星」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロコルージュ（当時9歳）と交配したジョイラックノートが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルカーロに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中5週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月5日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳500万下のあけび賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3歳（2007年）

3月10日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた10戦目は、3歳オープンの橘ステークス（京都芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた11戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた13戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

12月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。