オミコシ（2020年生、母ワイドチキチータ）

オミコシ（2020年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「お神輿」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時9歳）と交配したワイドチキチータが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。主な勝ち鞍は2023年の仕事募集中声優ナレータ長塚佳子。

経歴

デビュー前

杉山佳明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月19日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

5月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた3戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

8月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は加藤祥太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月28日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の仕事募集中声優ナレータ長塚佳子（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のミュークカルムに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた8戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のサラアデールをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、山眠る特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた10戦目は、杏花ちゃん来年もよろしく記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエリクシールに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2024年）

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、松竹梅特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のファンタジスタに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

2月23日、中3週で迎えた13戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、明日FC岐阜開幕戦!集え長良川（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エアミュニュレに交わされて1馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1400m 小雨/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた16戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。