ライングレイス（2009年生、母スカイクレイバー）

ライングレイス（2009年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女優マギー・グレイスより」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時15歳）と交配したスカイクレイバーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C12。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大澤繁昌によって1,060.5万円で落札された。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

4月22日、デビュー戦は森一馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は414kg。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月30日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月19日、中6週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

10月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリエリエテンユウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月3日、中2週で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月17日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に終わった。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

1月14日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、馬友会競馬サークル杯（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプライミングに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月29日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

2月4日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた14戦目は、谷夢紬くん1歳誕生日記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマヤノヴィーラに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中5週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた15戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた16戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

5月6日、中2週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた17戦目は、薬玉賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた18戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で竹下太騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹下太騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹下太騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で竹下太騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したラインレベッカを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で竹下太騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で竹下太騎手（15戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったスプリングメルシーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で竹下太騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で竹下太騎手（17戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で竹下太騎手（18戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で竹下太騎手（19戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマッシヴファイターに2馬身の差をつけて優勝

10月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（20戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月8日、中0週で迎えた30戦目は、八手賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（21戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月28日、中2週で迎えた31戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（22戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた32戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。