ウインエタンセル（2020年生、母コスモエルデスト）

ウインエタンセル（2020年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+火花のような煌めき(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したコスモエルデストが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた2戦目は、D.イーガン騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルバーニースを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

3歳（2023年）

6月11日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月11日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4歳（2024年）

1月14日、中8週で迎えた8戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。