デノン（1998年生、母Aviance）
Denon
1998.04.12
デノン（1998年4月12日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のPleasant Colony（当時20歳）と交配したAvianceが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外21戦6勝。2002年のターフクラシック招待ステークス(米・G1)に勝利した他、2002年のチャールズウィッティンガムハンデキャップ(米・ハンデG1)を制するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 22戦6勝 [6-4-3-9/22]
- 生年月日
- 1998年4月12日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- R.フランケル海外
- 馬主
- 関口房朗
- 生産者
- Flaxman Holdings Ltd.
- 抹消情報
- 中央：2003年12月2日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のAvianceは海外G1・1勝（愛国芝）。祖母のMinnie Haukは海外4戦2勝。曾祖母のBest in Showは海外27戦5勝。父のPleasant Colonyは海外G1・4勝（米国ダ[4勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 6*7*7×6 | 4.68% |
| きM | Bull Dog＝Sir Gallahad | 5*7 | 3.9% |
| 牡 | Alibhai | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Hyperion | 5×6*6 | 6.25% |
| 牡 | Princequillo | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6×5*7 | 5.46% |
| 牡 | Tracery | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Mahmoud | 6*6×6*6 | 6.25% |
| 牡 | Havresac | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Phalaris | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Blenheim | 7*7*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | North Star | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Broomstick | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Papyrus | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Discovery | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Man o' War | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Selene | 6×7*7*7 | 3.9% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- リボー系
- ファミリーナンバー
- 8-f
レース成績
経歴
2歳（2000年）
10月26日、C.アスムッセン騎手を鞍上に据えて、6頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のPoussinに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
11月17日、T.ジャルネ騎手を鞍上に迎えて、2歳G3のトーマス・ブリオン賞（フランス・サン＝クルー芝1600m）に出走。重賞競走への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチチカステナンゴから半馬身差の2着に敗北した。
3歳（2001年）
4月15日、3歳G3のフォンテーヌブロー賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でT.ジャルネ騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のTarzan Cryに1馬身半の差をつけて初の重賞タイトルを掴み取った。
5月13日、3歳G1のプール・デッセ・デ・プーラン（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でT.ジャルネ騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。
6月3日、3歳G1のジャン・プラ賞（フランス・シャンティイ芝1800m）に出走。鞍上は4戦連続でT.ジャルネ騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月15日、3歳G2のギヨームドルナーノ賞（フランス・ドーヴィル芝2000m）に出走。鞍上は5戦連続でT.ジャルネ騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月25日、3歳G1のハリウッドダービー（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝1811m）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のSligo Bayに1馬身の差をつけてG1ホースの称号を手中に収めた。
4歳（2002年）
6月15日、G.ゴメス騎手を鞍上に迎えて、ハンデG1のチャールズウィッティンガムハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2012m）に出走。9頭立ての3番人気でレースに臨んだ。最後は、2着のNight Patrolに1馬身1/4の差をつけて2つ目のG1タイトルをゲットした。
7月6日、ハンデG1のユナイテッドネーションズハンデキャップ（アメリカ合衆国・モンマス パーク芝2213m）に出走。鞍上は2戦連続でG.ゴメス騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気でレースに臨んだ。最後は、勝ったウイズアンティシペイションからクビ差の2着となった。
8月10日、E.プラード騎手を鞍上に迎えて、ハンデG1のソードダンサーハンデキャップ（アメリカ合衆国・サラトガ芝2414m）に出走。11頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったウイズアンティシペイションからアタマ差の2着に甘んじた。
9月29日、G1のターフクラシック招待ステークス（アメリカ合衆国・ベルモント パーク芝2414m）に出走。鞍上は2戦連続でE.プラード騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のBlazing Furyに半馬身の差をつけてG1・3勝目を挙げた。
10月26日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・アーリントン パークオールウェザー2414m）に出走。鞍上は3戦連続でE.プラード騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（2003年）
5月10日、J.ベイリー騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のジムマレーメモリアルハンデキャップ（アメリカ合衆国・ハリウッド パーク芝2414m）に出走。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったストーミングホームから2馬身差の2着に敗れた。
6月7日、鞍上は2戦連続でJ.ベイリー騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のRequeteに半馬身の差をつけて4つ目のG1タイトルを獲得した。
8月9日、ハンデG1のソードダンサーハンデキャップ（アメリカ合衆国・サラトガ芝2414m）に出走。鞍上は3戦連続でJ.ベイリー騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月6日、G1のマンノウォーステークス（アメリカ合衆国・ベルモント パーク芝2213m）に出走。鞍上は4戦連続でJ.ベイリー騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月30日、C.ナカタニ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/重）に出走。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。
12月14日、G1の香港カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でC.ナカタニ騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。