アンビシャスヨシノ（2022年生、母ウインドクラスト）

アンビシャスヨシノ（2022年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大志+冠名。大志を抱く馬になる」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時8歳）と交配したウインドクラストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は春木ファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、春木ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、清水義徳によって880万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

4月12日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったカウンターセブンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本大輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したムーンアイドルにハナ差届かず2着に惜敗した。

6月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本大輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本大輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本大輝騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月26日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のサンマルノヴェルに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、中4週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のモズケイスターに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。