ホウオウダイアン（2021年生、母レーヌドブリエ）

Ho O Diane

2021.03.10

ホウオウダイアン（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したレーヌドブリエが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2025年の一般C21。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小笹芳央によって4,180万円で落札された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月11日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2024年）

5月4日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月6日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4歳（2025年）

3月25日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ロバストネスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったホウオウラムセスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンオブアカインドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、音羽川特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったホウオウラムセスにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンライズアザールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

6月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般B10（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小笹芳央によって4,180万円で落札された。

角田輝也厩舎（愛知）へ入厩。

7月11日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、一般B13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は431kg。10頭立ての11番ゲートからスタート。競走除外となった。

8月22日、中7週で迎えた12戦目は、一般B11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。