トーセンリベロ（2019年生、母シーブリーズラブ）

トーセンリベロ（2019年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+自由な(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時14歳）と交配したシーブリーズラブが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

9月11日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

3歳（2022年）

1月18日、中3週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 小雪/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞 JRA選（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアグリシュブールを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた10戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2022年9月4日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。