ナンブトライバル（1985年生、母ナンブベビー）

ナンブトライバル（1985年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時8歳）と交配したナンブベビーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、地方19戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の姫神賞。

経歴

デビュー前

桜田新一郎厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1987年）

9月15日、デビュー戦は関本浩司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のイサワキングに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジユピターボーイからハナ差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（盛岡ダート1100m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（水沢ダート1420m 雪/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1988年）

4月9日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトモススプリンターをクビ差制して休養明け初戦を物にした。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひばり賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノクレストに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は田村光則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月1日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（9戦3勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月29日、中3週で迎えた13戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の姫神賞（盛岡ダート1750m 雨/不良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウゼンウイナーに4馬身の差をつけて4勝目をマークした。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（10戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中9週で迎えた15戦目は、3歳戦の楓賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（11戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1989年）

7月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた19戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のナンブヒロヤスをクビ差制して5勝目をつかんだ。