エムズフォルテ（2010年生、母ヒルノコマンダー）

エムズフォルテ（2010年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（馬主名より）＋強く（音楽用語）」。毛色は栗毛。種牡馬のジャイアントレッカー（当時8歳）と交配したヒルノコマンダーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）レジェンドファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方42戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月16日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた4戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5月6日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦の祝愛知県馬主協会50周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

6月12日、中2週で馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月21日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤利征騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた11戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイツーモリガンを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

8月2日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のOS☆U伴かなみ二十歳生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

8月12日、中0週で迎えた13戦目は、3歳戦の久保田奈緒美誕生30周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

9月12日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（13戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤利征騎手（14戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリトルボナンザに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤利征騎手（15戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月4日、連闘で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤利征騎手（16戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤利征騎手（17戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4歳（2014年）

1月3日、中1週で迎えた25戦目は、まなみ生誕40周年記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤利征騎手（18戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスリーエアウィークにクビ差届かず2着に惜敗した。

1月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤利征騎手（19戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤利征騎手（20戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で加藤利征騎手（21戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で加藤利征騎手（22戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

3月26日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で加藤利征騎手（23戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で加藤利征騎手（24戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で加藤利征騎手（25戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で加藤利征騎手（26戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた34戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で加藤利征騎手（27戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったメイショウジンベエに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月23日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で加藤利征騎手（28戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

6月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた36戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で加藤利征騎手（29戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた37戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は21戦連続で加藤利征騎手（30戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で加藤利征騎手（31戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

9月3日、中9週で迎えた39戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月22日、中6週で迎えた40戦目は、鈴木颯太君誕生おめでとう記念（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた41戦目は、なごやのお米「陽娘CUP」（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は加藤利征騎手（32戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（2015年）

1月2日、中3週で迎えた42戦目は、株式会社丸増商会 57周年記念（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（33戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた43戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（34戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた44戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤利征騎手（35戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。