メトリカルセオリー（2019年生、母ハイリマイリ）

メトリカルセオリー（2019年1月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「韻律理論」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時12歳）と交配したハイリマイリが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は笠松牧場。主な勝ち鞍は2023年の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞(一般C2十)。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月3日、中7週で迎えた2戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で今村聖奈騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月28日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で今村聖奈騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

7月10日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で今村聖奈騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

8月21日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で今村聖奈騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月4日、中1週で迎えた8戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

2022年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月24日、中6週で迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4歳（2023年）

1月18日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったフタイテンロックに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、アスターテ賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月13日、連闘で迎えた17戦目は、牡羊座特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた18戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るルリフラワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、中嶋茂さんお誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のタチアオイ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた22戦目は、七夕賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、薬物乱用者をウマない社会を作りま賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月29日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に終わった。

9月11日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた26戦目は、お熊甲祭り賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（6戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた27戦目は、地方競馬教養センター騎手候補生募集開始賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定戦のサンビタリア賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた29戦目は、移転50周年記念パネル展示中賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のシンビジウム賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本弘隆騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた32戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞特別編成（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた33戦目は、兼六園雪吊り特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本弘隆騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

5歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、のむさん金沢行っても忘れないで!杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本弘隆騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた36戦目は、牝馬限定戦のシダレザクラ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本弘隆騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた37戦目は、能登半島地震復興支援杯7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた38戦目は、楽天競馬はスマホでラクラク投票特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。