リリーアンドローズ（1998年生、母ノーブルアクション）

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額3,800万円（7.6万×500口）で一口馬主が募集された。

2歳（2000年）

9月17日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったボンベイサファイアに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3歳（2001年）

2月11日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた5戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ゲンパチザパンチに交わされて2馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

6月17日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたヒカルアリシア決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月29日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたトウショウソックス決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月30日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田面木博公騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月20日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた14戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2002年）

6月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。