ヤマハツマルゼン（1995年生、母ユーワラブリー）

ヤマハツマルゼン（1995年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時10歳）と交配したユーワラブリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂東ファーム。戦績は、地方31戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の根ノ上特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

赤間亨厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1997年）

12月8日、デビュー戦は井上尊紀騎手を鞍上に据えて、3歳C4（新潟(地)ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノフドーオーから6馬身差の2着となった。

3歳（1998年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（新潟(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアービルシーザーから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた3戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノドンファンに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクスピードに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

4月2日、中6週で迎えた6戦目は、4歳C1ロ（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったプチプチからハナ差の2着に甘んじた。

5月19日、中6週で迎えた7戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスグラミーをクビ差制して勝利を手に入れた。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハナキオースターに2馬身の差をつけて優勝

7月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスターテスコヒメに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタツノスカイに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月3日、中4週で迎えた12戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた14戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1999年）

1月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグリンゼウスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた20戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2ト（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマルタカワイティーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオグリスパイダーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月16日、中5週で迎えた22戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、屋形舟特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダイレクトメールに1馬身半の差をつけて優勝

6月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた25戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラブユーネネに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月24日、中1週で迎えた28戦目は、根ノ上特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤマニホルダーに3馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

9月13日、中2週で迎えた29戦目は、なでしこ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた30戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月14日、中0週で迎えた31戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。