リアライズカミオン（2022年生、母スパイスドパーフェクション）

リアライズカミオン（2022年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「屋号より+トラック(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のAmerican Pharoah（当時10歳）と交配したスパイスドパーフェクションが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、今福洋介によって1億8,700万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月24日、デビュー戦はR.ムーア騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーケーマヒナに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

4月26日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8月2日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタマモジャスミンに3馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

8月30日、中3週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの千歳特別（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったベンヌに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上はJ.モレイラ騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロッシニアーナに7馬身の差をつけて順当に勝利した。