カイテキシャネル（2001年生、母ワイルドシャネル）

Kaiteki Chanel

2001.02.26

カイテキシャネル（2001年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したワイルドシャネルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2003年）

8月28日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は455kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3歳（2004年）

5月23日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアローシャインを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月2日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

6月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアイファーサンサンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。