ガイアボルケーノ（2006年生、母タガノミラクル）

ガイアボルケーノ（2006年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋火山」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したタガノミラクルが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦8勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C5。

経歴

デビュー前

当歳のとき、武牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月10日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

6月6日、中3週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4歳（2010年）

3月6日、約8か月の休養明けで迎えた4戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C16（福山ダート1130m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートバレッタに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた5戦目は、一般C14（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエスエムコッコに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月15日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

9月19日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、一般C9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンマウジーに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C9（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチボムに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテオーリアに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で楢崎功祐騎手（6戦5勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチボムに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、一般C6（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で楢崎功祐騎手（7戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイチフジに1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

5歳（2011年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で楢崎功祐騎手（8戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコンゴウシャトルに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、一般C2（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で楢崎功祐騎手（9戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた15戦目は、福山・高知連携海援隊シリーズ五戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で楢崎功祐騎手（10戦8勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。