シェナノパリオ（2022年生、母ユーセイクインサー）

Siena no Palio

2022.03.26

シェナノパリオ（2022年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したユーセイクインサーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。2024年のルーキーズサマーカップで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アサヒ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

冨田敏男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2024年）

5月20日、デビュー戦は秋元耕成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、プレミアムハンドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月21日、中4週で迎えた2戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ライトスリーに交わされて2馬身差の2着となった。

7月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若竹特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月21日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の新生特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の影武者賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、抜け出したピンクタオルチャンに半馬身届かず2着となった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の新鋭特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプレミアムハンドを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。