スターリークルーズ（2007年生、母スペシャルクルーズ）

スターリークルーズ（2007年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「星明りの下の船旅」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時8歳）と交配したスペシャルクルーズが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は404kg。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したメルヴェイユドールにクビ差届かず2着となった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

3歳（2010年）

3月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月27日、中6週で迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、長月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた11戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの佐賀がばいスプリント特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの佐賀どんどんどんスプリント特選（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、長崎街道彼杵宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた15戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの荒尾なんさま速かスプリント（荒尾ダート950m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2011年）

1月5日、連闘で迎えた16戦目は、長崎街道日見宿賞（佐賀ダート1400m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。