リュウトパーズ（1989年生、母リュウマンジュサン）

経歴

デビュー前

宮本悳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

2月29日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したタニノマイヒメにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月12日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエリモカルチャーに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月16日、中4週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

10月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着を確保した。

10月17日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュウライジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（1993年）

8月14日、約8か月半の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は土肥幸広騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月11日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったレディコスマーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（8戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したユウガオにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月18日、中2週で迎えた20戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月29日、中5週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のソブリンミラクルに2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

3月20日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の庄内川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岸滋彦騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月25日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月18日、中9週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（4戦2勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の多治見特別（中京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岸滋彦騎手（10戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。