ターンアラウンド（2007年生、母エレガントクイン）

ターンアラウンド（2007年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「方向転換、収益改善策を実施すること」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時7歳）と交配したエレガントクインが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

10月31日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

3歳（2010年）

4月10日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

5月26日、中6週で迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るバブルガムハンターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月27日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、一般C3-4（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた5戦目は、うまレターサマー賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。