ビッグショータイム（2021年生、母ティンタジェル）

ビッグショータイム（2021年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時12歳）と交配したティンタジェルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は荻伏三好フアーム。2024年の’24アヴニール賞に勝利した他、2023年のルーキーズサマーカップ(S3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荻伏三好ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

斉藤敏厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2023年）

6月22日、デビュー戦は沢田龍哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミレニアムバイオに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中6週で迎えた2戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチュリティスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳S3のルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアムクラージュを差し切れず、5馬身差の2着となった。

9月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のトーシンブリザード・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた5戦目は、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

11月28日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのチバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3歳（2024年）

1月10日、中5週で迎えた7戦目は、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の船橋フューチュリティマイル（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアクアマリンカップ（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンの’24アヴニール賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクルマトラサンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月29日、中5週で迎えた12戦目は、3歳オープンの若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月10日、中5週で迎えた13戦目は、3歳オープンの優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。